ハーレー ツインカム TC88 CVキャブ セッティング
こんにちは!アキラです。
中古で購入した私の2005年式ダイナ。純正CVキャブに純正エアクリーナー、マフラーはs&sのスリップオンマフラーが装着されてました。
このマフラー、見た目はタイプじゃないんですが野太い重低音が効いてなかなか良いです。
ただ、エアクリーナーを変えてから中〜高回転あたりのトルクが落ちた感じがするのでキャブセッティングをする事に。
乗った感覚的にはアクセル半開〜全開でトルクが薄い感じ。エンジン回転数は上がるが力がない。おそらく高回転時の燃調が薄くなってるので濃いめにセッティングしようと思います。
CVキャブの初期セッティングを調べますが、相変わらずハッキリした情報を見つけられず、、、
有力なのは
スローが45
メインジェットが190
どちらも5〜10番手くらい上げてみるかと思い、ジェットを注文する前に念のため現在取り付けてあるジェットを確認してみる。
マニホールドからキャブを外さないとジェット類の交換は出来ないような記事ばかり見かけましたが、全くそんな事はなく短いドライバーでそのままジェット類にアクセス出来ました。
純正エアクリーナーだと作業しづらいかもなのでその際はエアクリーナーだけ取り外せば大丈夫。
ジェット類の交換はキャブ下側のプラスネジ4本を外すだけ。
ガソリンがこぼれないようにタオルやウエスを敷いておきます。
作業前にコックオフでエンストするまでエンジンをかけておくと良いかもしれません。
ちなみにエンジンが熱い状態で作業する時は厚手の手袋をしないと火傷します。(細かいセッティングを出すには試走、ジェット交換、試走、交換、試走、交換って感じの作業になるので火傷に注意)
SRの時から愛用しているキャブレター用のジェットドライバーは必需品です。
まずは4箇所あるプラスネジを外します。
ジェットドライバーでもOK。
ネジはまた同じところに使用するので、わかりやすく並べて置いておきます。
フロート室は汚れもなく綺麗で問題無し!
メインジェットを確認。
メインジェットは真ん中の飛び出してるやつです。
老眼で見えぬ!
拡大!
ん?195?交換してあるのか?
スロージェットはどうだろう。
こいつは奥まったところにあるのでジェットドライバーの長い方のマイナスで外します。
52!デカいな、、、
おそらく前の持ち主、もしくはショップがセッティングしているぽい。
スローは特に薄い感じも濃い感じもせず、ミクスチャーで2回転半戻しの状態だったのでそのままにしておく。
メインジェットを200番と205番の2種類を注文。
なんでセットで売ってないんだろう、、、
感覚的にはアクセル半開〜全開が薄い感じなので、出来ればニードルのセッティングもしたいが純正CVキャブはクリップ位置の変更など出来ないらしい。
M3のワッシャーを入れるとかなんとか情報は見つけたが、今回はメインのみ交換で様子を見てみる。
メインジェットを200番に変更。真鍮製なので締め付け過ぎに注意!
エンジンが温まるまで走って上り坂のストレートで全開。
純正エアクリーナーの時のトルクフルな感じが戻りました!
上り坂でも力強くガンガン行けます。
購入時のセッティングが合ってるならこの状態がベストなんでしょうが、本来なら調子が悪くなるまで濃くしてそこから戻した状態がベスト。
車体購入時も感じたのですが、半開〜全開手前までのトルクは良いが、全開まで行くとなんとなく薄い感覚。ハーレーってこんなもんか?って思っていましたがセッティング次第のはず。
今度はメインジェットを205番まで上げてみる。
やはりこの200番でもまだ薄かったようでさらにパワーアップ!
200番と比べるとさらにトルクが上がり、アクセルを開けた時の身体を後ろに持っていかれる感じが強くなりました。
これは楽しい!パワフル!
最も濃いところを探りたいので調子悪くなるところまでジェットを上げたいが、手持ちのジェットも無いのでとりあえず寒い季節(本日は30度超えの晴天)に燃調薄いと感じたら210番〜メインジェットを購入してみようと思います。
充分パワフルで乗っててかなり楽しい状態までなったので、純正キャブだしこんなもんかな?という気もします。
【追記】
エアクリーナーをs&sに変更し、気温も10℃前後に下がってくるとアクセルちょい開けくらいで時々キャブが吹き返すようになりました。
いわゆるクシャミです。
燃調が薄くなっているのでスロージェットを52番から55番に変更しました。
クシャミもなくなり、出だしから確実に体感できるくらいトルクアップしました。
メインジェットも210番を購入したのですが、cvキャブ用じゃなかったので取り付け出来ず、、、ちくしょう!
でわっ
ハーレー ツインカム ダイナ FXDC ホイール 自家塗装 リアホイール編
こんにちは!アキラです。
先日から引き続きリアホイールの塗装にとりかかります。
早速ジャッキアップ。
アクスルシャフトを緩めようと工具をはめようとした時です。
工具セットの1番デカいソケットを
は、ハマらない、、、
SRのリアアクスルシャフトに使用していた22mmのソケットなら!
は、ハマらない、、、
手持ちの27mmのソケットはユルユル。
ネットでダイナのリアアクスルナットのサイズを調べるが36mmレンチツールや他の車種のサイズが出てくる。案の定ネットは役に立たない。
スポーツスターのフロントが24mmの記事も。
とりあえずモンキーレンチで測ってみると24mmくらい。
ホームセンターで24mmのソケットを買って試してみるとピッタリ!
2005年式のダイナのリアアクスルナットは24mmという事でここに記載しておきます。
引き続き作業開始。
ドライブベルトカバーを外し、アクスルナットを外して軽くハンマーで叩いてシャフトを抜きます。取り付けてるマフラーによっては外さないと干渉して抜けないのでリア側のマフラーは外しておきます。
スプロケット側は長いカラー、ディスク側は短いカラーがあるので組む時に忘れないようにします。
シャフトを抜いたらさらにジャッキで上げてブレーキキャリパーをずらしてホイールを外します。
外したらホイールをブラシで洗ってパーツクリーナーでブレーキダストなどの汚れを落とします。
んで地獄のマスキング、、、
チマチマ貼る事2時間!
なんとかこの状態になりました。
えぇ、もう2度とやりたくないです。
シリコンオフで脱脂してソフト99のホイールカラーで塗装します。(塗装面は最初からザラザラしてる感じなので今回はペーパーがけしてません)
スプロケットも塗装しました。
スプロケットとディスクが邪魔でしたが、なんとか隙間やスプロケットの穴から塗装出来ました。
15分程乾燥させたらマスキングを剥がします。
んで今回もはみ出た塗装は想定内。
この状態でもパーツクリーナーをウエスに染み込ませてゴシゴシ拭き取ると
バッチリ綺麗に落とせます。
完成!
ビフォー
アフター
やはり雰囲気がかなりかわりますね。(自己満)
組み付けは逆の手順で行きます。
気をつけるのが、ドライブベルト調整用のナットを緩めておかないとアクスルシャフトが入らないです。
ついでにベルト調整。
調整はこれを使います。
車高の低いFXDLローライダーだとジャッキアップしてリアタイヤを浮かせた状態で7.9-9.5 mmとの事。
1メモリ3.2mmなので2.5〜3メモリ以内。
私のダイナは11インチのリアサスに交換しているので2メモリくらいが良いのかもですが、私は3メモリくらいに調整しました。
リアアクスルナットの締め付けトルクは81Nmで締め付けました。
完成!
言われてみないとわからないですが、持ち主としてはかなり満足いく仕上がりです!
キャストはやっぱりこのカラーじゃないとね!
とりあえずめんどくさすぎて2度とやらないと誓った作業でした。
でわっ
ツインカム ダイナ FXDC ホイール自家塗装 フロントホイール編
こんにちは!アキラです。
ハーレーのキャストホイールは年式などで違いがありますが、私の2005年式FXDCのホイールはローライダーと違ってシルバーの単色になります。
まぁ、悪くはないんですが旧車好きな私はやっぱりセンターがブラックで外側がシルバーになってるあのキャストホイールがたまらなくタイプなんです。
あのキャストかっこいいなあ、欲しいなあ、なんて考えてたらいつのまにかマスキングしている私。えぇ、我慢できないので自家塗装します。
とりあえずホイール外さずに塗装出来るかな?なんて甘い考えでマスキングしてましたが、刷毛塗りならともかくスプレー塗装は無理と判断。そりゃそうだ。
サクッとフロントホイールを取り外して新聞紙でタイヤ部分とディスクを養生します。
最初から外しとけばマスキングテープもサクサク貼れたのに、、、
取り外しには当たり前ですがジャッキが必要になります。
私のはSRの時から愛用しているジャッキです。
工具はもちろんインチ工具が必要ですのであらかじめ準備しておきます。
私はハーレーを買おうと思った瞬間この工具セットをポチってました。
もちろんディスクは外した方が良いのですが、リアホイールのスプロケットとディスクの締め付けトルクが調べてもわからず、試しにフロントディスクを着けたまま塗装出来ればリアも外さずに塗装出来ると判断。
スプロケットやディスクのボルトは再利用するとトルクが失われるとの記事もあり、触るのが怖いのもあります(笑)
情報が少なすぎて間違っててもわからない。誰か正解を教えて下さい、、、
て事でこのまま塗装します。
使用したのはソフト99、ホイールカラーのブラックです。
軽く1000番のペーパーで磨いてからパーツクリーナーで汚れを落としました。
本当なら塗装を綺麗に剥がして塗り直すのが良いのでしょうが、、、
えぇ、めんどくせぇのは嫌いです。
マスキングが完了したらシリコンオフで塗装面を拭き取ります。
2〜3回にわけて数分だけ間隔をあけて塗装。
10分〜20分程度経過したらマスキングを剥がします。
案の定マスキングが甘く塗装がはみ出してますが、これは想定内です。
ガタガタだし(笑)
はみ出した分はパーツクリーナーで拭き取ると取れます。
完全乾燥する前にマスキングを剥がすのは塗装が割れない為でもありますが、はみ出した部分が簡単に拭き取れる為でもあります。
綺麗なウエスにパーツクリーナーを染み込ませてはみ出た塗装を拭き取ります。
まあまあ綺麗になりました。
あとは組み付けて完成!
アクスルシャフトは70Nm
ピンチボルトは28Nm
キャリパーは40Nm
で締め付けました。
トルクレンチはこれを使ってます。
ついでに組み付けの際はアクスルシャフトのグリスを拭き取って新しいグリスを塗布しておきました。
うむ!なかなか良い!自己満だが!
マスキングが大変で途中やらなきゃ良かったと後悔してましたが、やっぱりやって良かった!
さて、次はリアホイールのマスキングを、、、
あぁ、めんどくせぇ
でわっ
SR400からハーレー(TC88 ダイナ)に乗り換えたのでとりあえずチョッパーぽくしてみる
こんにちは!アキラです。
えぇ、タイトルのまんまですがバイク乗り換えました。
ひたすら峠を走る事が生き甲斐だった私ですが、昔から憧れていたハーレーダビッドソン様にどうしても乗りたいという衝動に襲われ気付けば自動車学校に入校手続きに行ってました。
死ぬまで乗るだろうと思っていた私のSR。
もはや家族のような存在だった私のSR。
整備、塗装、カスタム、峠の走り方、いろいろな事を私に教えてくれた私のSR。
こうしてみると思い出が沢山のこりました、、、
そんな命より大事なSRをサクッとヤフオクで売り飛ばし頭金を作成。
乗りたいのはリジットフレームのチョッパー。
しかし今までシングルシート仕様のSRで後ろに乗せてやれなかった嫁さんがハーレー買うなら後ろに乗ると言ってきました。
えぇ、この一言でリジットフレームは却下です。
SRをリジットフレームのチョッパー仕様にしていた時に乗り心地の悪さは文字通り痛いほどわかっていますので、これにタンデムは不可能と判断しました。
ならば多少は攻めることの出来るスポーツスターか?
行きつけのバイク屋さんに相談するとタンデムするならスポーツスターは小さすぎるよとのアドバイス。
むぅぅ、んならダイナあたりかな?
タンデムしやすそうだしフレームも頑丈だしギリなんちゃってチョッパーも出来るか?
って事でダイナのキャブ車で探してもらう事に。
そして私の元にやってきたのがこのダイナ。
↑納車の日
2005年式のFXDC!えっ?C?なんでローライダーじゃないんすか?
くそぅ、、、高くて落札できなかったとの事。
私の予算内だと人気車種は厳しかったです(泣)
メッキでギラギラの車体、こんなのタイプじゃないです。
まぁいいや!どうせ外装かえるし、フェンダーぶった斬るし、塗装するし!
と思っていましたが、なかなか綺麗な車体。躊躇なく塗装するのも気が引けてエンジンやホイールはとりあえずそのまましばらく乗ってみよう!
まず無駄につけられてるギラギラでコテコテなパーツは即取り外し。
そしてタンク交換、シート交換、ハンドル交換、エアクリーナー交換、ウインカー移設、メーター移設、フロントフェンダー交換、リアフェンダーカット、テールランプ交換、マフラー塗装、リアサス交換(ノーマル車高でもステップ擦りまくってまともに走れないので諦めてローダウン)、とまあとりあえずここらへんまでが乗り心地を損なわずに乗れる状態だろうか?
現状こんな感じです。
タンデムの時は純正シートに変更します。
SRと比べると専用のカスタムパーツが豊富にあるわけではないのでこの先苦労しそうな予感、、、
新品で購入できたパーツは
メーター移設ステー
フロントフェンダー
エアクリーナー
グリップ
ウィンカー
テールランプ
他はヤフオクなどでほぼ中古購入。
リアフェンダーはグラインダーでぶった斬り。
同じくハンドル逃げ加工もグラインダーで削って作りました。
配線もぶった斬り。
↑これはテールランプの配線を短くカットしてテールランプの配線ボックスをシート下に入れて再利用してます。
カットした配線はギボシは使わず圧着スリーブで接続。
ウインカーとテールランプは交換する時のことを考えてギボシ接続。
メーターの配線はカットしたテールランプの配線を使って延長。テールランプは6本、メーターは7本の配線があったので1本追加してます。これも圧着スリーブで接続。
配線をカットする時は必ずバッテリーのマイナス側を外しておきましょう!
カットする時にショートしてヒューズが飛びます。えぇ、もちろんヒューズ飛ばしましたよ。
そこそこの距離を走ってきましたが、ケツが痛いとか乗り心地悪いなど無くめちゃくちゃ快適に走れます!
理想はリアフレームカットして細めのリブフェンダー付けてデラックスチャンピオン履かせてって感じで理想に近づけるほどタンデム出来なくなったりまともに走れなくなったり。カスタムは難しい、、、
クッソかっこいいチョッパーに快適性を求めるのは間違っているのでしょうが、出来れば見た目と乗り心地を両立させたいものです。
試行錯誤しながら弄っていきます。
最初はコレジャナイ感が激しかったですが納車1ヶ月経過でそこそこ愛着湧いてきました。
ギラギラのメッキも見慣れるとこれはこれで良いなんて思ってきたり、、、
峠で膝擦りは出来なくなりましたが、いつか事故って誰かに迷惑かけるという心配は無くなりました。
これからはこいつでどこか遠くまで走りに行きたいと目論む今日この頃です。
でわっ
SR400 FCR39 キャブセッティング その③ インテークアシストとポッシュのバッフル装着で完結!
こんにちは!アキラです。
FCRのセッティングも煮詰まって満足していましたが走り込むとキャブにエンジンの熱が伝わって熱くなりすぎる。
ボアエースのマニホールドだけではエンジンの熱が伝わりやすいようです。
↑直付けの図
素直にインテークアシストを装着する事にしました。
さらにガスケットも1枚追加します。
取り付けて走った感じは口コミのように少し薄くなった感じがしたのでメインジェットを150から153に変更。
全体的に力強くなり、良い感じです。
キャブも今までのように熱くならず、素手で触っても平気なまでになりました。
このセッティングで満足していましたが、峠しか走らないとはいえとにかく爆音すぎるマフラーが気になる、、、
セッティング変更覚悟でバッフルを装着してみる。
ポッシュのバッフルにしました。
前回は出っ張ってる方をマフラー内側になるように取り付けて、なんだか消音し過ぎたような気がしたので今回は出っ張ってる方を外側に取り付けてみました。
これが丁度いい音量と音質!
違いがあるのか試しにまた反対(出っ張りを内側に)に取り付けてみました。
こっちは音量でかいと言うか高音がパリパリしてる?
排気漏れしているような、、、
て事で出っ張りを外側で装着。こっちの方が低音主体で心地良い音質。
セッティングは走り始めると出だしがモッサリした感じ。
やはり濃くなってる。
ニードルのクリップ位置を上から6段目から5段目に変更。
作業時に気付いたのですが、今までニードル変更の時はマニホールドのボルトを緩めてキャブを傾けるだけで変更出来ました。
インテークアシストを取り付けた事によりフレームが近くなり、傾けようとするとフレームに当たり傾かない、、、
キック側のボルトだけ外して傾けないといけなくなりました。少しめんどくせぇ。
クリップ位置変更後、バッフル無しの時より鋭い加速!
かなり良い感じです。
程よく排圧がかかったのだろうか?
上りの直線、4速〜5速の全開走行ではアクセル開けても重たく回転数が上がらない。
これはメインジェットも濃い。
153から150に戻してみる。
キャブセッティングの必需品。
狙い通り上り坂5速でもグングン加速してくれる。
しかしまだ重たい。
メインジェットを148に変更。
少し軽くなったがまだいけそう。
145まで落としてみる。
低回転から高回転までスムーズに加速するようになり、バッフル無しの時より静かなのでパワフルに感じる。
やばい!楽しい!
音質音量ともにいい感じに仕上がりました。
気温が下がってきて薄い感じがしたらまたメインジェットのみ変更で対応出来そう。
これでキャブセッティングは完結!
でわっ
SR400 峠仕様 完成!
こんにちは!アキラです。
今日はチョッパー仕様から峠仕様に変更して一夏走り込んでみたインプレです。
峠に向かう時に自撮りしてみました。
えぇ、そりゃ恥ずかしいですよ。おじさんですもの。
見た目や乗車ポジションは最高だったチョッパー仕様。
これに乗って遠くまで旅に出たいと妄想するのは楽しかったですが、実際乗って走り始めると不意打ちのようにくる道路の段差で内臓を撃ち抜くかのようなボディーブローを食らいまくり、ちょっとしたコーナーでもいろんなところを擦りまくる。
4リッターしか入らないタンクでガソリンスタンドのない田舎道を走ると不安で仕方ない。
遠くまでどころか30分も走るとホームシックになる仕様。
見た目は好きでも私の乗り方には合いませんでした。
乗り心地を求めてダウンサス仕様にしたりガソリン容量を増やすためにタンクを変えたりしましたが、見た目も乗り心地も中途半端でなんだか乗る気も無くなって手放そうかと検討した時期もありました。
カフェレーサーはあまりタイプじゃなかったのですが、いっそのこと峠仕様にしてみることに。
もちろん自分好みの見た目にも仕上げたいのでまずは理想系を妄想!
ビンテージなチョッパーや悪っぽいバイクが好みな昭和のおじさんな私。
コテコテの走り屋カスタムではなく古臭くて悪っぽい感じに仕上げたい、、、
とりあえずカラーは全体的にマットブラックな感じで。
足回りは旧車の雰囲気を残すために18インチに戻してタイヤにTT100GPを選択。
リアのボリュームが欲しいのでリアだけリムを3.0に変更し、130/80を装着。
アンブのロケットカウルが悪っぽい見た目でツボにハマった私。これに合わせてセパハン化。
カラーもマットブラックのまま使用。
シートカウルもアンブのTZタイプを加工して取り付け。
(そもそもフレームカットしていて普通にシートが取り付け出来ない、、、)
タンクは純正ナロータンクを初期型のデカールを使用して塗装し直し。
ヤマハブラックに塗装後、デカールを貼ってウレタンクリアで仕上げました。
大まかな外装はこんな感じで満足いくものに仕上がりました。
キャブはgoodsのビッグキャブからFCRに変更。
リアサスはデイトナのガスショック。
174センチ65キロ前後のおじさんはプリロード等は初期状態が乗りやすかったです。
フロントフォークは1センチ突き出し。
(ファイナルエディションのフロントフォークが手に入ったのでオイル交換して使用。ヘタってたフロントが元に戻り物凄く乗りやすくなりました。
オイル、油面は純正と同じです)
ステップはボアエースのバックステップ。
オーヴァーのバックステップも気になりましたが、、、
私には高級品すぎました、、、
走りに関してはこの状態でもタイトなカーブが続く峠の下りは結構なハイペースで膝擦りしながらガンガンいけます。
もちろん峠小僧は忘れずに装備。
車体を寝かせすぎると左はサイドスタンド、右はマフラーを擦ってしまうので膝で調整します。
ボアアップや17インチ化なども考えましたが、そこまでして走りを求めるくらいなら現行のバイク乗った方が断然速く走れるし、それじゃあ面白くない、、、
そもそもSRには思い入れがあり、やっぱりこのバイクが大好きなんで今はこのままでも良いかな?とも思ったり。
この仕様にしてから島原から雲仙仁田峠、そこからドラゴンロードを行ったり来たり、また仁田峠から俵石展望所まで行ったり来たり、ハングオフでケツをプリプリ振り回しているとケツは痛くもないので何時間でも乗れるようになりました。えぇアホです。
ロングツーリングはシートが細いので多少ケツは痛くなりますが、普通にリアサスがついているってのはこんなに楽なのかというぐらい快適です。
セパハンはキツイと言う人もいますが、乗り方次第です。
最初にセパハン化した時は首が辛い気がして30分で元に戻してしまいましたが、今回は慣れるまで乗ろうと思って覚悟を決めて乗ると2〜3日で慣れました。
峠も攻めれる。
ロングツーリングも行ける。
見た目も悪っぽい(気がする)。
やっと仕上がった最高の相棒、いつまでも乗り続けたいと思う今日この頃でした。
でわっ
SR400 膝擦り 峠での膝擦りにおすすめ!峠小僧を買ってみた。
こんにちは!アキラです。
SRをチョッパーから峠仕様にしてから走るのが楽しくなり、暇さえあれば峠に向かう日々。
若い頃のようには乗りこなせませんが、調子に乗って攻めていると膝が路面に当たって擦りむいてしまいました。
えぇ、舐めた格好で乗っている代償は大きいです。
峠ごときのスピードでバイクはSR。こんなんTシャツにジーパンで問題無いぜ!なんてアホな考えは捨てます。
レーシングスーツなんて大げさな物じゃなくて、とりあえずニースライダーだけ欲しい、、、
16歳のころやっていた空き缶にガムテープってのが頭によぎるが、とりあえず今は21世紀。ネットで探してみる。
速攻発見!
【峠小僧】
ネーミングが素敵過ぎて即買いしました。
コミネの峠小僧、早速使用してみます。
試しにどんなもんか低速で擦ってみる。
低速で無理やり擦ったからなのか角が擦れる。
続いて60キロオーバーくらいのコーナーで擦ってみる。
恥ずかしながら地面にゴーグル置いてそこにiPhoneを立て掛けて自撮り。
ヘルメットはシンプソンのM50、S:Mサイズを使ってます。
帰宅して確かめてみると、擦れ方は変わったがまだ角の方が擦れる。
サスセッティング柔らかめにしてみるか、、、
ロンスイだった頃にコーナーでサイドスタンドやマフラーを擦りまくっていたのでサスセッティングは硬めにしていましたが、試しにリアサスのプリロードを1番柔らかくしてみました。
スイングアームを純正に戻して車高が上がっているので膝が擦れるくらいまでのバンク角ではサイドスタンドもマフラーも擦らない。(今のところ)
ただ、確実にバンク角は減っているので60キロ程度の低速コーナーでもすぐに膝が当たってしまいます。
乗り心地は良くなりましたが、、、
峠小僧の擦れ方も変わらず。
同じところがさらに擦り減りました。
島原まゆやまロードに3箇所ほど段差のように波打っているところがあり、油断してハイスピードで通過したところサスが底付きしたようで裏ペタしたナンバーがベッコリ凹んでしまいました。
この後泣きながらプリロードを1段階上げました。
テールランプはその時に吹っ飛んで破損したので下の写真ではテールランプがありません、、、
テールランプが無いのでサクッと試走して即帰宅!
フォームが悪いのか?
バイクのポジションの問題なのか?
そもそも無理膝なのか?
少しフワフワした感じがまだ残っていたのでさらにプリロードを1段階上げて初期状態に戻しました。
しばらく峠を走った状態です。
下が削れているのは1度だけ反対に取り付けて峠を走ってみて削れ方を確認した時の削れです。
膝の当て方(膝の出し方)を試行錯誤しながら面で当てれるように改善しないと、、、
更にひと夏使ってみるとこんな感じになりました。
向きを変えて使いましたが面で当てる事が出来ず角から擦れてます。
更には段差などに引っかかり、ズレて峠小僧のベースやズボンまで擦れてしまう始末。
これは完全にフォームが悪いうえに無理膝してます。
もっとケツを落として膝はあまり開かないフォームにしました。
車体を擦らないようにバイクをあまりバンクさせないよう意識してましたが、気にせず倒し込んでみます。
そこそこ倒し込むと純正と同じ取り回しのペイトンプレイスのエキパイだと右下部分が擦れてしまいました、、、
プリロードを更に1段上げて(標準より1段階上げ)擦らなくなった気がしたが、サーモバンテージを巻いて走っていたため擦れている事に気付かず破れてしまってました。
右コーナーはエキパイが当たるためあまり倒し込めませんでしたが、新しくニースライダーを購入して付け替えて使用した状態です。
左はだいぶ面で当てれる様になってますが、右はバンク角が少ないのでまだ下の方までは削れてません。
擦らないマフラーに替えてまた試してみます。
ちなみに峠小僧にはプロテクター付きの物もあります。
さらに肘用のスライダーも!
とりあえずこれで膝が擦り剥けることは無くなったので満足!
安価で簡単にニースライダーが取り付けできるのでかなりオススメです。
くれぐれも私のような軽装で真似しないようにお願い致します。
でわっ